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グラナドス [演奏会]

エンリケ・グラナドス:アンダルシア&インテルメッツォ

グラナドスは1867年に生まれたスペインのピアノ奏者であり作曲家です。
旅が大嫌いで、2年間パリで勉強した後は、故郷のバルセロナで演奏活動と指導に専念していたそうです。

今回演奏するのは、12のスペイン舞曲集より第5番「アンダルシア」とゴヤの絵画から霊感を受けて作曲された組曲『ゴイェスカス』より「インテルメッツォ(間奏曲)です。
本来は両曲集ともピアノ独奏のために書かれたものですが、『ゴイェスカス』はピアノ独奏の大評判を受け、のちに作曲家自身の手により、50分に満たないオペラに改作されています。

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歌劇『ゴイェスカス』はパリのオペラ座での初演が決まっていたのですが、第一次世界大戦の勃発により中止となり、代わりにニューヨークのメトロポリタン・オペラで初演され、大成功をおさめました。しかしグラナドスはその初演に立ち会った後、その帰りの船サセックス号が、英仏海峡でドイツの潜水艦の無差別攻撃に受け、48歳の若さでその犠牲者となってしまったそうです。

今回コントラバス四重奏曲で弾くのは、コントラバス四重奏団 ”The Flying Basses” のアレンジ兼パフォーマーUlrich Franckさんの編曲で、メロディーと伴奏の役割が固定されていなく、4パートすべてにメロディー、対旋律、伴奏がちりばめられ、役割が目まぐるしく移り変わり、すごく立体的な曲になっています。新東名コントラバス四重奏団が情熱の国スペインをどれだけ表現できるか、お楽しみください。

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